LOCK STAR Webワンタイム認証システム

概要

LOCK STAR Webワンタイム認証システム（LOCK STAR-WOC）は、Web上での認証に従来のユーザIDとパスワードの代わりに、USBキーまたはOTPトークンを利用したワンタイム認証システムです。
既存のWebサーバの前に置くだけで、サーバ振り分けの設定により認証または非認証にかかわらず、Webサーバにアクセスしたクライアント情報やクライアントが閲覧したページを集計・把握することができます。

Webアプリケーションのユーザ認証において、セキュリティ強化のために安価にWebページのアクセスに制限を掛けたい場合などに最適です。

特長

より安全に

認証サーバの設置によりセキュアな二因子認証を実現できます。パソコンをはじめ、タブレットやスマートフォンなどもセキュアなワンタイムパスワードを利用できます。

より簡単に

USBキーとOTPトークンを利用すれば、OSやブラウザに依存せず、どこからでもワンタイム認証が使用可能です。

より低価格で

USBキーの抜き挿しだけなのでユーザ教育は不要です。導入コストの大幅な削減が可能です。

より安定性を

最も信頼性が高いApacheコアの採用により、大規模なユーザでも対応できます。

他社製品との連携

LOCK STAR Webワンタイム認証システムは、Citrixをはじめ、マイクロソフトのVDIなどとも二因子認証により連携することもできます。

Citrixサーバとの連携例

■セキュリティ強化とコストの削減

Citrixサーバとの連携により、インターネット経由でアクセスするユーザ（社外にいるユーザなど）はセキュリティを更に強化することができ、社内のユーザはUSBキーまたはOTPトークンを使うことなく従来通りのCitrix認証を行うことができるため、コストの削減が可能です。

■サポート

標準インターフェースはCitrix 6.5,7.5（Citrix Receiver）をサポートしています。それ以前のバージョンについては、お問い合わせください。

■社外ユーザの利用

社外ユーザがインターネット経由でアクセスを行う時、クライアントと認証サーバ間はワンタイム認証を行います。認証データベースに事前にCitrixのログオン情報が登録されている場合、自動的にCitrixサーバにログオン（シングルサインオン）します。

■社内ユーザの利用

社内ユーザが認証サーバを経由しないようにすれば、従来のCitrix認証をそのまま利用できます。

利用シーン

会員・ユーザ専用ページへの認証

特定の利用者のみが利用できる会員専用ページ、例えば製品を購入したユーザのみが閲覧できるサポートページや、有償会員のみが閲覧できる情報ページなどのログインページの認証として利用できます。

取引先や代理店専用ページへの認証

取引先や代理店向けの情報を閲覧できるページへの認証として利用することで、特定のユーザのみが必要なときにすぐに最新の情報を得ることができます。

社内のWebサーバへの認証

社員が外出先から安全にWeb上の社内のファイルにアクセスすることができ、必要な資料等を確認することができます。

ASP・SaaS・クラウドサービスへの認証

ユーザがASPサービスなどを使う際の認証として利用することで、サービス提供者側は利用状況を確認でき、ユーザ側は安心してサービスを利用できます。

仕様・動作環境

サーバ環境

※1：ログを取得する場合は、ログ保存用の領域が別途必要になります。
※2：詳細は、別途ご相談ください。
※その他、SSL通信でベリサイン等の第三者機関を使用する場合は、別途契約が必要です。

クライアント環境（USBキーの利用）

クライアント環境（OTPトークンの利用）

FAQ

LOCK STAR Webワンタイム認証システムのご購入を検討されているお客様からのよくあるご質問をまとめました。

FAQ回答

クライアントが認証するPCにMacは利用できますか？

認証時のログイン画面で、ID・パスワードの入力操作は必要ですか？

HTTPS通信で利用できますか？

遷移先のサーバの認証は何が利用できますか？